Sunnyside
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「サニーサイドインターナショナルスクール」の
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プレイグラウンド

日本は猛暑が続いているそうですが、僕は冬のフィティアンガから引き続きお便りです。冬と言っても、気温は10度くらいですが、こちらの人は寒い寒いと言っています。実際、この冬は平年より寒いという話も聞きます。僕はずっといるわけではないので比較出来ないのですが・・・
校舎の建築は順調に進んでいます。ニュージーランドは、新築の場合、工程ごとに役所の人が見に来て、進捗状況を確認し、約束通りに出来ているとなったらそこでサインをもらい、次の段階に進みます。
基礎が出来た、棟上げをした、壁を貼った・・・などなど、日本であれば、設計士か現場監督がチェックをしますが、こちらは役所がそのチェック機能を果たしてくれるので、素人の私たちも安心できるわけです。
当然のことながら、支払いもその段階ごとに請求書が届きます。実はこの2週間は壁を貼ることが出来なかったのですが、それはその下にくる柱の水分量(湿気)の数値が基準に達しておらず、役所からゴーサインが出なかったからです。
 いろいろな違いがあって、なるほどー、っていつも思います。

昨日から、現地の職員採用の面接が始まっています。明日は7名ですが、聞いてみると、インターネットで行った募集には、ニュージーランド国内はもとより、イギリス、フランス、アメリカからも申し込みがあったそうです。書類審査をへて、面接にたどりついた人はその一部ということになります。いい方にめぐり合えるといいなぁと願うばかりです。
それにしても、一日7人とか、8人とかの面接をするのは結構疲れます。以前聞いたことがあるのですが、オーディションには、7番目の椅子に座った人が選ばれる確率が高いという謂れがあると聞いたことがあります。理由は簡単で、10人いると、前半は「まだまだここで決めるわけにはいかない」となるのですが、後半に入ると審査する側も疲れてきて、また最初の3人くらいの記憶はうすくなり、まぁこの辺がいいかと思うのは7番目だという話です。だから、例えば、顔がそんなに可愛くなくても、偶然7番目の椅子に座った女の子はAKBでもSKEでも入れるというわけです。
面接する相手によっては、もっと話を聞きたいと思う人もいれば、最初のそれこそ1分で「これは違うな」と思うこともあり、それでも、同じ時間、いろいろ質問をしたり話を聞いたりしなくてはいけないのが・・・大変です。

さて、園庭のデザインにもとりかかっています。日本のサニーサイドのようなスペースはありませんが、天然素材にこだわった園庭を専門家の方のアドバイスを受けながら考えています。blog-imgまた、オフサイトキャンパスとして、車で15分ほどいった場所に、ファームを作ることにしています。その造成も明日から始まります。ファームは、完全有機栽培の野菜畑や、羊、ヤギ、ロバ、うさぎ、などなどの動物、ニワトリも100羽程度を放し飼いする予定です。blog-img日本からくる子ども達もきっと喜んでくれるだろうと、多くの方々が協力してくださいます。
面接を明日で終えて、金曜日は農場の用具やトラクターの買い出しに隣町まで行ってきます。

2015/07/29

ゴールドコースト

皆さんは夏休みいかがお過ごしでしょうか?私はニュージーランド校の開校準備の為に、オーストラリア経由でオークランドに向かっています。
なぜオーストラリア経由なのかというと、ひとつには日本からのニュージーランド直行便は、ニュージーランド航空しか飛んでおらず、夏休みに入り直行便は一気に予約が取れなくなってしまったということ(予約しようとしたのが間際だったので)、もうひとつは、うちのニュージーランド校のプロジェクトを一緒に手がけているビジネスパートナーの所有するチャイルドケア施設が2件、ゴールドコーストにあるからです。

いずれまた詳しくお話しすることになると思いますが、この親子留学推進プロジェクトの実施先は、ですので、ニュージーランドと、オーストラリアのゴールドコーストの2本立てで進められることになります。
ゴールドコーストは、僕ももうかれこれ30年前に一度来たきりで、殆ど初めてのようなものですが、ニュージーランドのフィティアンガと比較するとずいぶん都会というか、大きな街です。気候は冬でも割に暖かく、天気が良い日は、この時期でもジャケットは必要無いくらいです。フィティアンガも雪が降るような寒さではありませんが、そもそも緯度的に違いますので、やはり肌寒く、お天気もあまり安定しない感じですので、天候に関して言えば、日本の夏休みはゴールドコーストは良いかも知れませんね。

ニュージーランドであれば、やはり日本が寒い時期に来るのが一番おすすめです。行き先にどちらを選ぶかは、本当にいく人次第だと思います。選べるのは良いことです。
私たちは、とにかく行き先がどちらであれ、ちゃんと質の保証された教育機会と住環境をお世話するつもりでいます。フィティアンガ校の隣に語学学校があることはすでに紹介済みですが、ゴールドコーストも、ご兄弟やご両親がこの機会に合わせて英語を学びたいという希望がある場合、セットでご紹介出来るよう、Brownsというこちらでは”1st Class Language School”という触れ込みで有名な学校と今打ち合わせを始めています。Brownsは私のような訪問者を含め、建物に入ったら、英語以外の言葉は使用厳禁、話しているところを見つかるとイエローカードが出されて、それが2回でレッドカード、退学になるという、なかなか厳しい学校ですが、特に中高生や大学生などにはそれくらいしないと日本人は海外でもすぐに集まって日本語を使いますのでいけませんね。

宿泊先については、ニュージーランドもオーストラリアもホームステイもアレンジ可能ですが、家族でゆっくりしたいというのであれば、どちらの街もリゾート地ですので、家具やキッチンのついたコンドミニアムが多くあります。外食は高くつきますし、あまり子ども達が食べるものもないかも知れないので、自炊生活が個人的には良いかと思います。これらについても、現在ウェブサイトを作成中ですので、そちらでご案内してまいります。

それにしても、今回は、結構色々な人に「ニュージーランド校の開設準備で出かけてきます」と言ったせいか、また幼稚園も夏休みに入ったせいか、電話やメールの数がぐんと少なくなって、携帯のバッテリーが随分長持ちします。つい先週まではとにかく携帯のバッテリーが一日持たないので、いつも充電のことばかり気にしていて、この電話ももはや一年足らずで使えなくなってきているかと思っていましたが、減りが早いのはそれだけ使っているからだということが判明しました・・・

サニーサイドも夏休みに入り、Facebookも毎日更新ではなくなるかと思いますので、NZ校オープンに向けた色々な動きを何度かご報告しようと考えています。
以下、ゴールドコースト関連の写真を3枚ほど。blog-imgオーストラリアと言えばコアラですが、今や、コアラを抱っこして写真が撮れるのはゴールドコーストのあるクィーンズランド州だけだそうです。ぬいぐるみみたいでした。blog-img街で一番高いタワーの展望台に連れて行ってもらいました。刺激を求めている人には更に屋外のてっぺんをハーネスをつけて歩くというクレイジーなアトラクションがあるそうですblog-imgゴールドコーストの幼稚園の写真もいずれ用意しますが、とりあえず砂場の写真を。スタイルがあちらっぽくてかわいいですよね。

2015/07/25

とんだ夏祭りになってしまいました

言い訳はしません、すべては主催者である私の責任です・・・皆さんにはとんだ思いをさせてしまい、本当に申し訳ありませんでした。
もう金曜日に順延を決めてからというもの、完全に油断していました。この園に勤めてもう15年以上経ちますが、こんな経験は初めてです。
おまけにうちは芝生方面の放送設備が整っておらず、連絡も十分に伝わっていなかったようで、ただただお詫びするばかりです。突然の雨で、思わず傘を持ちだしたら、職員に「園長先生、ここは、傘は無しで濡れていた方が・・・」と言われ、うん、それもそうやね、みなさんずぶ濡れなのに園長の自分が悠長に傘をさしている場合ではないなと・・・、普通にシャワーを浴びたような感じでしたね。
 皆さんがお帰りになった後、雨は上がりましたが、電源ケーブルの抜かれた状態のやぐらと提灯がさみしく取り残されていました。
せっかくでしたので、職員に声をかけ、残っていた役員さんのお子さんたちと一緒に盆踊りをしました。花火も、台にとりつけた状態で、どうしようかと今思い悩んでいます。
1学期最後の行事、予想外の幕切れにまだ気持ちの整理がつきませんが、改めてこういう場合の行事運営の難しさを感じています。今回は実にセンスのない判断をしてしまいました。
それにもかかわらず、朝から最後まで奔走して下さった役員のみなさま、そしてご家族のみなさま、本当にありがとうございました。また、危険を顧みず、時間に集ってくださった保護者の皆様、更には「先生たちが悪いのではない」とわざわざお声掛けいただいた方々、誠にありがとうございました。
こんなしまらない形で夏休みを迎えることとなりましたが、どうか、子ども達にとって思い出深い日々となりますよう、お祈りしております。私は夏休みを利用し、ニュージー校の開校準備に行ってきます。またあちらから色々ご報告いたします。
本日は誠にありがとうございました。

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2015/07/19

1学期が終わりました

本当は今日夏祭りを予定していたのが、去年に引き続き今年も雨で明日に順延となってしまいました。子ども達はさぞかし楽しみにしていただろうに、かわいそうなことをしました。
夕方からは雨が上がるという予報もありましたので、迷わなかったわけでもないのですが、途中で降ってきたり、足元がベタベタになるのはせっかくゆかたをお召しいただいても最悪というものです。日曜日は逆に晴れの確率が高いということですので、安全な方を選ばせていただきました。
この所、いろいろな予定で時間に追われてばかりで、週末も含め、落ち着いていられる時間が殆どありませんでしたが、こうして予定がキャンセルになると、ぽっかりと時間が空いてきます。雨模様のお天気のお休みは、色々なことに思いを巡らせるのに良いですね。

さて、1学期が終わりました。あっという間に終わってしまいました。今年度よりミントを新しいPYPコーディネーターに配属し、新体制でのぞみましたが、教室を見て回る限り、どの学年もそれぞれに子ども達の学びの様子が多く見られたと思います。
年長はSharing the planetというユニットテーマにおいて、生き物について探求していましたが、それもあって、教室の中にも外にも、虫やらカエルやらをとってきておいてあって、しまいには、先生たちもそれぞれに、ウサギやらハムスターやらを教室に連れてくるものですから、にわかに動物パラダイスのようになっていました。
探究心が深まると当然、「生き物は何を食べるか」という話になるので、水槽に入れたカエルのために、わざわざ生きたバッタを捕まえてきたり、ハエはカエルの好物だと気付いてハエを探し回ったり、この間、子ども達の頭の中は生き物のことでいっぱいだったようです。
おかしかったのは、カエルが死んだ時にお墓を作ろうという話を子ども達が言い出して、果たしてそれをどうするのか、担任の田立先生もあえて子どもに任せようと見ていたらしいのですが(IB教育は子供主体ですので!)、子ども同士で散々話し合った挙句、土に埋めると踏まれてかわいそうだから、水槽に土を入れて埋め、それを廊下の棚の上に置いておこう!、となったらしいのです。
それで、田立先生としてはもちろん「うーん・・・」と思ったものの、ここは子ども達の思いを尊重し、そのままそうさせたという話を聞いたので、先日、「で、あの水槽のお墓まだあるの?」と聞いたら、「それが、さすがに悪臭がひどくて、子ども達も”先生、これは良くないね”と耐えきれなくなって土に埋めました」とのことでした。
なかなか頼もしい話です。職員も、全員が生き物好きではないのでしょうが、それでも子供と一緒に探求をするということで、森浦先生は、マイうさぎを買いに名古屋のお店まで出かけて行きました。「スーちゃん」という名前にしたそうですが、柵の上には子どもが書いたと思われる「約束事」があったりして、ここにも子どもの主体性が生かされているなと嬉しく思いました。それにしてもスーちゃんは、まさか、飼い主の家から幼稚園の教室に毎日通勤することになるとは思わなかったでしょうね。
先日行った保護者懇談会では、これら「子供主体の学び」について、色々なコメントが聞かれたようで、職員も喜んでいました。去年まではせっかく色々自分たちが意識して保育をしても、教育内容そのものに対しては殆どコメントがなかったからです。
少しずつ、少しずつではありますが、今、在園している園児さんの保護者の皆様に、この子ども主体の学びの素晴らしさ、可能性について理解していただけるようになったのかも知れません。
まだ公式にはお伝えしておりませんでしたが、先日IBのシンガポールオフィスより連絡があり、本校の正式な認定手続きの為の確認訪問を11月30日、12月1日の2日間で行うと通知がありました。うちを指導して下さっていたコンサルタントの先生から推薦のコメントが届いたことによるものです。
もちろん、認定校への道も、あくまで通過点に過ぎず、ゴールではありません。常に変わり続ける、より良いものを目指して進化し続けるのが私たちの教育理念でもあります。とは言え、ひとつの目安としては、職員全員で目指してきたマイルストーンですので、2学期は更に集中していきたいと思います。
 それでは、また明日、浴衣を着た可愛い子供たちに会えるのを楽しみにしています!

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2015/07/18

NZキャンパス進行中

またまた10日間もブログをあけてしまいました。すみません!
もうすでに「お前はやる気がないのか!」とお叱りを受けております。やる気がないのではなく、頭が悪過ぎて自分の仕事をオーガナイズ出来ないことが原因です。とにかくもう毎日が飛ぶように過ぎていきます。

さて、そのような中、一昨日からニュージーランドに来ています。飛行機に10時間乗り、そこから車を2時間半運転してやっと辿り着いたのに、3泊しか出来ないのはひどすぎます。でもあくまで仕事ですから仕方ありません。
日本の園のことだけでも大変なのに、こちらにも幼稚園を作りたいとか言い出して、実際に建物が立ち始めてしまっているので、知らん顔をするわけにはいかないのです。
こちらで行う打ち合わせは、建物のあれこれ(壁をどういう色にするかとか、照明をどうするかなどたくさん)、職員の採用に関すること(面接など)、教育ポリシーから避難マニュアルまで、各種認可申請の為の書類などなど、いくら時間があっても足りません。
しかし、現地の方もみなさん本当に一生懸命仕事をしてくださっていて、僕はこうして多くのニュージーランド人が、日本からの親子の受け入れのために汗をかいてくださっていることをとても尊く思います。
 海外で学校を作るにはお金が必要です。それは確かですが、でもお金さえあれば良い学校が出来るというものでもありません。関わってくださっているすべての方は、僕が「日本の親子にこのニュージーランドの素晴らしい自然を体験させてあげたい」という願いを持っていることに共感してくれています。
「日本の子ども達が来たら、こうしてあげよう、ああしてあげよう、あそこにもここにも案内してあげよう」・・・いつもそんな話ばかりしています。
「ニュージーランドとか、憧れるけど、うちはお金ないから・・・」そういう考え方を初めから持つ人がいるのならそれは間違っています。僕はできるだけお金をかけずに色々な体験が出来るよう考えているんです。100円玉貯金でも、500円玉貯金でも、本当に行きたいと思えば、やるすべはあります。ぜひ皆さん来てくださいね。
また、フェイスブックにはお隣の語学学校、エバコナの日本人スタッフの方も紹介させていただいています。エバコナさんとうちは、姉妹校と言ってもいいくらい、今までも仲良くさせていただいていて、今後も、小学生以上の兄弟や、保護者の方で英語をやりたいとう方はこちらのプログラムに参加していただこうと思っています。
そして、今後は、建物の進捗状況に加え、フィティアンガの色々なおもしろ情報を彼女たちにお願いし、うちのフェイスブックサイトにアップしてもらうことにしました。
質問等も随時受け付けております。ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。
 僕は今日の夜、オークランド空港に移動し、明日日本に帰ります。(泣)blog-img
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2015/07/01

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