猛暑の運動会

2021/10/09

改めまして、昨日と今日、運動会にご参加いただきました皆様、暑い中ありがとうございました。
朝方は雲がかかっていて、それなりに涼しかったですが、徐々に陽差しが強くなり・・・ちょうどお昼頃に終わりましたが、もうそれが限界という感じでした。通常の運動会ですと、お昼ご飯をたべて、午後の部とかやっていましたが、今となってはとても考えられません。来年度は確実に開催日の再考の必要があると思いました。

さて、それでも、2日連続で晴れたことは、ありがたいことに間違いありません。秋の天気はもともと変わりやすく、行事をやる度に、天気には何度も泣かされてきました。金曜日までは快晴で、当日だけ雨が降るとか、最悪の場合、台風だとか、そういうのもありましたので、2日間晴れたことはとても嬉しいです。

子ども達は暑さを気にする様子もなく、コロナで大人が何となく暗い日々を送っている中、そのよどんだ空気を吹き飛ばしてくれる、そんな笑顔でいっぱいでした。私たちの日常に、子ども達がもたらしてくれる光は、かけがえのないものですね。
走っていて転んでも、どの子もすぐに立ち上がって走りました。私が知る限り、転んでそこから動けなくなった子はひとりもいませんでした。些細なことかも知れませんが、そういう姿から私は大きな勇気のようなものをもらいます。
「何があっても、そこで立ち止まらない勇気」です。

また私がこういうコメントをすると手前味噌になりますが、運動会にむかった職員の献身も私は大きな感謝で受け止めています。
特に、今年は夏休みが延長し、時間的に限られた中での準備、コロナ対策、暑さ対策・・・本当に良く頑張ってくれたと思います。
岐阜女子大学のグラウンドも、今年はコロナで長い間使われていなかったことから、雑草が相当はえていて、準備はまずそこからでした。運転手さんたちが、丸3日かけて、汗だくで草引きをしてくれました。当日の会場設営も多くの人が助けて下さいました。
事務長先生にいたってはもう年齢も70代後半というところでありながら、器具の運搬や、ライン引きなども手伝ってくれ、本人はそれが自分の仕事だからと、こんな老ぼれでも役に立てればといいますが、ぜひ皆さんにはそういう裏方があっての行事運営であることも知っていただきたいと個人的には思います。

そして、今回の運動会については、暑さを考慮し、職員もマスクを外してやらせていただきました。何か、最近はコロナがもう長引き過ぎて、マスク姿にみんな慣れてしまった感覚すらありますが、こうして久しぶりに先生達や子ども達の表情が普通に見られる、その事自体がとても新鮮で、日常がやっと戻ってきたような、光が少し見えたような気がしました。嬉しい気持ちがしました。
こういう言い方をすると、「園長先生は油断しているのではないか」と心配される方もいらっしゃるかも知れませんが、そういうつもりではありません。
第6波がくるという人もいるし、私自身もそれはそうかも知れないとも思いますが、一方で、「では、いつまでもマスクをつける学校生活を続けるのか?」という事も考えるべきだと思っています。少なくとも職員のマスクや、検温、手指消毒(消毒については習慣化すればいいと思っています)、それらは今月いっぱいは続けますが、状況をみて、その後は戻したいと考えています。
コロナには、本当にやられました。もちろん、私たちより苦境を強いられた方々、中には不幸にも命を落とした方もたくさんいらっしゃいます。
こりごりなのは誰も同じですが、でも私たちはコロナに負けてはいけないんです。立ち向かい、子ども達の生活を守らないといけません。マスク越しでお互いの笑顔が見られない環境に子供を置くことは本当に好ましいことではないんです。
色々な幼稚園の園長から、「うちも感染が出て大変だった」「数回、休園、再開の繰り返しをした」という話を聞きましたが、本当に幸いなことにうちの園はここまで職員も、園児も一切感染者を出すことなくやってきました。これは、運もあるでしょうが、皆さんの我慢と、努力の結果だと思います。
とにかくこの2日間の運動会、疲れましたが、幸せな時間を過ごすことができました。みなさんご協力ありがとうございました。

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