Sunnyside
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「サニーサイドインターナショナルスクール」の
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Learn together, Grow together

長いはずの5連休も終わってみればあっという間でした。私も含め、多くの人が今年のGWこそ、もっと普通に過ごせるだろうと思っていたと思いますが、まさかの第4波で、感染の拡大は相変わらず予断を許さない状態が続いています。
先生たちには「楽しい休日にしてください」と言いつつも、「感染したとしてもこの期に及んでは仕方ないけれど、そうなった時に後でそしりをうけるようなことにならぬよう、しっかり考えて行動するように」とわかりきったことを付け足したので、果たして楽しい休みであったのかどうか・・・少なくとも私は連休の間は仕事の連絡は心してしませんでしたので、その点は良かったのかも知れませんが。

みなさん興味はまったくないでしょうが、私はこの五連休、ほとんど誰にも会わず、会ったといえば実家の両親の顔を見に行ったのと、床屋に行ったくらいでした。
最近の自分ときたら、近所のコンビニに通いすぎて、ただの客ではありますが、その店は何時頃いくと品薄で、何時頃いくと食べ物コーナーがにぎわっているか、バイトの人たちの顔と名前や(マスクをしているので顔はおおよそ、名前は名札を勝手にみているだけですが)、その人たちがどのくらいの時間にいるのか、あとは、色々な品物が店のどの辺に並べられているのか、そらでも配置図がかけるくらいに詳しくなりました。
常連といっても世間話は一切したことがありませんが、お店の人も、こちらがいつもバーコード支払いをすることや、ポイントカードは持っていない、「ハシはいりません」ということなどもすでに学んで、いわゆる「あ、うんの呼吸」で買い物ができるのは良いことなのかも知れません。

そして、最近はコンビニでの買い物において私はあるチャレンジを自分に課してします。「買うものはひとつだけ」というルールのようなものです。もっというと「食べ物+飲み物」ではなく、食べ物か飲み物かどちらかをひとつということです。甘いものが欲しければ、それだけにして、「食事+デザート」というのはダメということにしています。
買うものはひとつで、箸やスプーンはなしということにすれば、レジ袋を頼む必要はなくなります。
以前はとにかく空のペットボトルがすごい数になっていました。毎日のように買うからです。
別に自分がペットボトルの飲み物を買わないからといって、南極大陸のシロクマを救えるとは思っていませんが、利便性にあぐらをかいていては、自分も世の中もどんどんだらしなくなると思うようになったからです。

「だったら自炊すればいいじゃないですか」とか、「マイボトルを持ち歩いたら、エコバックを持ち歩けばいいじゃないですか」と言われましたが、人の話を聞くなりかぶせるように、そういうことを言う大人がいるから子ども達は自ら考えることに意欲をそがれるのです。まずは自分で考えてアクションを起こしているのですから、「すごいねー、いいことだね」と言えばいいんです。

ネットの記事で、佐賀県の男の子ががん患者などのために「ヘアードネーション」をしようと髪を伸ばしているというのがあり、うちの生徒でも女の子達ですが、何人か同じことをした生徒がいたので(佐奈先生もやっていました)、興味を持って読んだのですが、なかなか男の子でそういう考えを持つのはすごいなと思いましたし、それを見守っている両親始め、周りも素晴らしいなと思いました。
これに限らず子どもなりに考えることというのは、場合によって短絡的であったり、大人からみて難しそうだと思うこともあるでしょうが、やはり子どもが自分で考えたことについては、大人目線で「こうした方がいい」「ああした方がいい」という前に、まずは、それを認めてあげてほしいなと思います。
僕がこの佐賀の男の子の学校の校長だったとしたら「すごいね、先生は小学生の頃、そんなこと考えたことなかったし、多分男なのに髪を伸ばしていじめられたら嫌だなって思ってたと思うな」と、そう声をかけたいですね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9dd6e0fcba26dcd5971aa1df3ef6366996a6d772

子ども達を「何も知らない、未完成な人間」と見下す教育はもう時代遅れです。
実は子ども達は色々なことを知っているし、たくさんのことを私たち大人に教えてくれます。大人も子どもも、お互いに学び合う、Learn together, Grow together(共に学び、共に育つ)、それがサニーサイドのモットーです。

2021/05/06

サン・テンポラリーさんへ感謝の会

岐阜市長良にある人材派遣会社、サン・テンポラリーの後藤社長は、私の小学校時代からの幼なじみです。この歳になって付き合いが続いている友人はそれほど数多くいるものではありませんが、お互い、組織を預かる立場として時に悩みを打ち明け合い、支え合ってきました。

私はかねがね、人材派遣会社の社長という彼の仕事は自分には到底出来ないと話していました。私の目には、彼の仕事は8割が派遣社員が派遣先でトラブルをおこしたその謝罪回りか、派遣社員から労働条件や、仕事内容の不満などをぶつけられて、またそこでも謝ったりしている、本当にそんな感じだと思っていました。(あながち間違いでもないと思います)

そんな彼もリーマンショック、コロナ、さまざまな苦境を乗り越えて多くの社員をかかえる立派な経営者となり、先日、「自分たちが事業活動で得た利益をサニーサイドの子ども達につかってほしい」と寄付の申し出をいただきました。

サニーサイドもまだまだ道半ばで色々大変なところを、こうして支えてもらえること、更には、彼がここにくる道のりが決して平坦なものではなかったことを知っている身としては、どうにか、後藤社長と奥さん、社員の皆さんに感謝の気持ちを示したいと思い、今日、園にお招きしました。

子ども達の教室をみて回っていただいたり、小学部の生徒達の学習発表をみていただいたりして、更には、先生達と子ども達の協力のもと、感謝の会のセレモニーにも参加してもらいました。感謝の会では、年長さんが素敵な歌を披露してくれ、みなさんとても感動したと言ってくださいました。

自分たちの日々の仕事がこういう形で報われるのは、お金では決して買えない経験だと言っていました。私はお金をいただいた立場でえらそうにはいえませんが、企業人としてはすばらしいお金の使い方だと思いました。と同時に、子ども達に囲まれて嬉しそうにしている友人の姿をみて、また彼のここまでの道のりを思い返し、胸が熱くなる思いでした。

後藤君に限らず、サニーサイドは本当に多くの人に支えていただき、またサニーサイドの生徒達も多くの方に感動を与えています。あらためて、サニーサイドのみんなを誇りに感じた素敵な一日でした。

2021/03/17

3.11を忘れぬように

東日本大震災から今日で10年。あのとき、僕は園長室でPTAの会長さんと打ち合わせをしていました。一瞬ぐらぐらっと揺れましたが「あれ、今の地震?」という程度で、その後、同じ日本であんな大惨事が起こるとは夢にも思いませんでした。

翌日になり、被害の甚大さが伝わると、保護者の方が「助けないといけない、何かみんなで送りましょう」と口々に言い出して、「水が、おむつが足りないらしい、自衛隊が運んでくれるらしい・・・」日本中で情報が錯綜し、でも誰もがじっとしていられないという状態でした。

結局はどれも無責任にSNSで回ってくる情報ばかりなので、私はまず保護者会の役員さんに「落ち着いて、何が必要なのか冷静に見極めましょう」と説得し、結局、一人毎月500円、ワンコインを目処に寄付金集めを半年間継続してやりましょう、と提案しました。この類のことは思いつきよりも、継続性をもって支援を意識することが大切だと思いましたし、最後は被災地の方が本当に必要なものを購入するのがいいと思ったからです。

結果、秋までに150万ほどの募金が集まりました。そしてその頃、私とPTA会長で、いわき市の津波で全壊した幼稚園を訪問し、色々なお話を聞きました。それによって、いわゆる「物資」はほとんど足りていて、むしろ一方的に送り付けられた衣類や食料が園庭に山積みになって困っているという状況を聞きました。

私はそうであれば、もうそのままお金をお渡しして、園とそこの保護者のみなさんの必要なものにお遣いいただけばいいのではと思いましたが、それだけでは味気ないので、何か精神的に励ますことが出来ればと思い、歌手の由紀さおりさんに相談したところ、「私も行くわよ」と快諾して下さり、最後は由紀さんとうちの職員でお邪魔して、「童謡の会」というのを行いました。子ども達と一緒にたくさん歌を歌いました。うちの先生達も練習したコーラスを披露しました。最後、由紀さんがお母さん達を前に「ゆりかごのうた」を歌った時は、会場中ですすり泣きが聞こえたのを覚えています。悲しさの中に、でも人の支え合いのぬくもりが感じられた時間でした。

「いつもは見えている海の潮がとつぜん引き、陸から1キロくらいの沖まで、地底が見えた。見えるはずのないものがみえたと思った瞬間、大きな黒い壁のような波が押し寄せて、必死で高台に逃げた」、と園長先生から聞きました。私たち職員全員涙をこらえながら現場で色々な話を聞きました。

あの日の悲惨な現実は、誰も忘れてはいけないと思います。当たり前は決して当たり前ではないということ、日々生かされている感謝の気持ちを持っていないといけないということ、そして不幸にも命を絶たれてしまった方々のためにも、生きている私たちは頑張らなくてはいけないのだということ。

今日も、各クラスで先生達が子ども達に震災についての話をしたと思います。私はどういう伝え方でもいいから、そこは任せるけれど、こういうことがあったのだということを話してほしいと頼みました。

私が真剣に日本の教育改革の必要性を思いついたのは、震災があって、世の中が一変してしまい、今までの価値観が大きくシフトしている感じを覚えた2011年の翌年、2012年のことです。それからサニーサイドの取り組みもほぼ10年になろうとしています。そして今回はコロナでまた更に時代が変わろうとしているように感じるのです。

私は、この園で育った子ども達が、いつか大人になり、被災した人たち、国を追われた人たち、飢えに苦しんでいる人たち、そういう人たちに助けの手を差しのべられる、自分の幸せだけではなく、自分の周りの人を幸せに出来る人になってほしいと改めて、今日この10年目の節目に、思いをめぐらせています。

2021/03/11

失敗はしてもいい

English follows Japanese…

この先の混沌とした予測不能な世の中を生きていく上で、子ども達には常に新しいことを学んでいけるすべを身につけてほしいと願っています。
その上で、サニーサイドのスクールカルチャーとして大切にしたいと思っているのが、「失敗は大切な学びである」ということです。
失敗はしてはいけないものではなく、失敗を恐れてはいけない、失敗は次の学びに必ずつながるし、失敗をしても決して諦めない姿勢を生徒達には身につけて欲しいと願い、先生達もそういう言葉がけを常日頃からしています。

今日は、小学部の1年生のクラスでヨシタケシンスケさんの「あつかったらぬげばいい」という絵本をクラスで読んだあとに、「あつかったら」を「失敗したら」に変えて、その後に続く言葉を担任が子ども達にたずねました。
すると、子ども達から出たのは
しっぱいしたら、あしたまたなおせばいい
けしごむでけせばいい
またやりなおせばいい
べつをみつければいい
おやすみの日にやればいい
おちゃをのんでからなおせばいい
れんしゅうすればいい
きゅうけいしておもいだせばいい
きもちをきりかえればいい
などの発言がどんどん出たらしく、園長先生これはポエムみたいだと思いませんか(笑)と、シェアしてもらいました。

先日も雨の中、金華山登山がありました。
うちの先生達は雨だから中止にするという考え方はせず、「忍耐力をつけるために雨でもいく」という考え方をします。
雨に濡れても風邪を引かないようにするにはどうしたらいいか、身体を温めるにはどういう方法があるか、などを考えさせるのです。
そして大変なことこそ、達成した時に喜びがあるといいう経験をさせることが大事だと思っています。

事実子ども達はどの子も平気な顔で帰ってきました。

いずれにせよ、サニーサイドの子ども達は本当にポジティブです。私が子どもの頃、「しっぱいをしたら・・・」に続くことばを考えなさいと言われたら、この子達のようなアイデアは出てこなかったかも知れません。
とても頼もしい子ども達です。

At Sunnyside, teachers encourage students to have positive mindset for “making mistakes”.

Today, in our Primary 1st grade class, after reading a Japanese book called “Just take off your clothes, if too hot”.

After reading, teacher asked students to create sentence, starting with “If I made a mistake…., ” to see what they might say.

So this is what our students said…

“If I made a mistake…”

We can fix it tomorrow.

You can erase with eraser.

We can try again.

We can find something else.

We can do it again on holidays.

Have a cup of tea, and try again.

Practice again.

Have a break and reflect.

Refresh my head.

Their teacher said “This is like a poem!”

Our students are all such positive thinkers!!

2020/11/10

手紙 a letter from a student

English follows Japanese…
最近、小学部の生徒から私宛に手紙をもらいました。とつぜんに何だろうと思って開けてみたのですが、「サニーサイドの中学部をつくってください」と書いてありました。年齢的に小学校の卒業が近づき、進路について悩んでいるのだと思います。

生徒がそういうことを言ってくれるのはもちろん嬉しいことですが、私がさらに嬉しかったのは、彼女が文中、「自分はサニーサイドに来て学ぶことや探求することが好きになった」とか「自分のしたことを振り返って行動できるようになった」、そして「私はもっとサニーサイドで学びたいことがたくさんあります」と書いてくれたことです。読んで胸が熱くなりました。

思い返せば、2016年の始め、小学部を作るのかどうかを迷っていた頃、最後その決め手になったのは、うちの卒園児の当時4年生の女の子がいじめが原因で学校に行くのが辛く、「園長先生小学校作ってください」と何度も言われていたことでした。所詮、幼稚園の空き教室でやる小学校なんて、“なんちゃって”だと言われても仕方ないと思いましたが、それでもその子の居場所になるのならと始めたものでした。

今は私もそれなりに小学校の経営がどのようなものであるかを学びつつありますので、振り返ればかなり無茶をしたなという思いもしますが、それでも、やはりそこに生徒や支えてくださる保護者の方の存在があってここまでくることが出来たわけで、今回手紙をくれたその子の思いも、自分の中ではかけがえのない、教育者としての自分を励ましてくれる大切な存在です。

本人に、「園長先生はこういう生徒がうちにいることを多くの人に知ってほしいから、名前は出さないのでシェアしてもいい?」と確認をとって、許可をもらいましたので、また、我が子自慢のようになってしまいますが、ご紹介させていただきました。素晴らしい子ども達がいてくれて、本当に幸せに思います。

I recently received a letter from our Primary student. I opened the letter wondering what it is, she wrote “Please open MYP department”. Now that she is reaching the age to graduate Primary education, she is starting to think what her future options.

It is always special when students say they want to stay with us longer. But what really made me happy was that she wrote in the letter, “At Sunnyside, I found the joy for learning, I’ve come to like inquiring.””Before I never reflected my action or my learning, but now I do, I think how I can do things better.””I have a lot more that I want to learn at this school.” It seemed she knows about herself, she knows what she wants for her life.

Looking back the time when I started our Primary in 2016, it was taking me time to make my final decision if I should open a class, but something pushed my back was a girl, who was the graduate of our Kindergarten, 4th Grade girl, who was suffering with going to her school, due to bullying by her classmates. She kept asking me to create “Sunnyside Primary” every time she visited me. So in the end, I decided to create a small class so that I knew she has the place to come to.

Now that I know what it is like to run a school, I must admit, I should have had deeper consideration, but it has always been our students, supporting parents, that brought us where we are now, the message I got this time is another very special encouragement for me as an educator.

Knowing that the letter I got from my student is a private thing, I asked her for permission to share with our school community. I said to her I want everyone to know that we have such great student at Sunnyside.

I cannot think enough how lucky we are to be surrounded by a lot of amazing students.

2020/10/22

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