Sunnyside
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「サニーサイドインターナショナルスクール」の
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春雄さんとの出会い

今日は春雄さんと二人で、車で1時間半ほどのとなり町まで農具の買い出しに行きました。なぜ僕が行くのかと言えば、それは、今度オープンするオーガニックファームをこの春雄さんにお願いした張本人が僕だからです。
この先、フィティアンガに来た人はおそらく必ず春雄さんに会い、しかもおそらくお世話になるのだと思います。春雄さんは福岡県出身、もともとは市役所の職員だったということですが、退職をしたのち、有機農業従事者に華麗なる転身をし、最終的には究極の有機農業を目指してこのニュージーランドに移住した方です。
 たまたまとある集まりで出会い、いっぺんにその「春雄ワールド」に引き込まれました。
野菜作り、さらには養鶏についてもプロであり、僕はお会いするたびに色々なことを教えていただいています。1年半前、うちの職員が来た時も、色々なことをみんな教えてもらいました。
今どき、「オーガニック」という言葉は、日本でも良く聞くようになりましたが、そのうちの大半は「なんちゃってオーガニック」だといいます。そもそも日本は「オーガニック」と名乗ることについて、その基準がとても曖昧なのです。
たとえば、農薬を使っているのに「その量が比較的少ない」というだけでオーガニックと言ったり、ひどい場合は「それがうちの店のコンセプトなんです」と意味不明なことをいってごまかす人もいます。お弁当に色々入っている素材のひとつだけがオーガニックだと全部まとめてオーガニックになったり・・・
僕は性格が悪いので、デニーズに行って「キウイフレッシュ」という飲み物をみても、「これはあたかも新鮮なキウイを今ミキサーで砕いた100パーセントジュース」のふりをしているだけで、100パーセントとか、搾りたてとか、そんなことは一言も書いてないぞ、と見つけてしまうんです。
僕たちがここで春雄さんの手を借りてやろうとしているのは、正真正銘の有機農業。種もオーガニック。ビニールハウスで苗を育て、農薬は一切使わず、畑は区画をローテーションで使う。ニワトリは放し飼いをし、そのえさも、あわやひえを栽培して用意します。手間はかかるかも知れませんが、それはチャレンジする価値があります。
 別に、農薬を使った食品を食べたら体に害があるとか、そういう迷信的なものに走っているわけではありません。
ただ、今の世の中は、特に食に関してあまりに「まやかし」「うそ」が多すぎると思います。新幹線の駅のホームに売っている「やわらかかつサンド」は、豚肉ではなく、色々なものを混ぜ合わせて作った形成肉なのに、それに気づかずに「これはやわらかいトンカツだ」と思って食べている人がいる。子どもになればなるほど、そういうことがわからない。それって、じゃあそういうことでいいのかな?って最近よく思います。
だから、この農場に来た時だけは、この農場で食べるものだけは、本当に自然の力で育ったものを、嘘偽りなく提供できると思っています。身体にいいとか、そんなの、有機栽培のトマトを一度食べたからとか、一度コンビニ弁当を食べたからとかで、何も変わるものではないし、それを言い出したら現代社会で食べていくことは恐らく不可能に近いし、すごいストレスになってしまうと思います。
病は気からです。そういうことに疑心暗鬼になる必要はまったくないと思いますが、日本からはるばるニュージーランドまで来てくれた子ども達、そしてご両親に、自然の力だけで育った食物を食べて、また農業体験をしてほしいと思って、その思いを春雄さんに伝えました。
 春雄さんは、「僕はもう歳だけれど、そういう使命を与えてくれるのなら人生をかけてがんばりたい」と言ってくださいました。
そして今、そのプロジェクトを、地域の色々な人が助けて下さろうとしています。畑を耕すトラクターを貸してくれる隣人(買うと高いんです!)、春雄さんとその奥さんのために畑の横にアパートを用意して下さる人、そして「うちの土地で良ければ使ってくれ」と差し出してくれた人・・・本当に多くの人が助けて下さいます。
また、春雄さんご夫妻について、またその他、フィティアンガの楽しい仲間たちを機会があるごとにご紹介させていただきたいと思います。
 ぜひ多くの人に来ていただきたいです!

2015/07/31

プレイグラウンド

日本は猛暑が続いているそうですが、僕は冬のフィティアンガから引き続きお便りです。冬と言っても、気温は10度くらいですが、こちらの人は寒い寒いと言っています。実際、この冬は平年より寒いという話も聞きます。僕はずっといるわけではないので比較出来ないのですが・・・
校舎の建築は順調に進んでいます。ニュージーランドは、新築の場合、工程ごとに役所の人が見に来て、進捗状況を確認し、約束通りに出来ているとなったらそこでサインをもらい、次の段階に進みます。
基礎が出来た、棟上げをした、壁を貼った・・・などなど、日本であれば、設計士か現場監督がチェックをしますが、こちらは役所がそのチェック機能を果たしてくれるので、素人の私たちも安心できるわけです。
当然のことながら、支払いもその段階ごとに請求書が届きます。実はこの2週間は壁を貼ることが出来なかったのですが、それはその下にくる柱の水分量(湿気)の数値が基準に達しておらず、役所からゴーサインが出なかったからです。
 いろいろな違いがあって、なるほどー、っていつも思います。

昨日から、現地の職員採用の面接が始まっています。明日は7名ですが、聞いてみると、インターネットで行った募集には、ニュージーランド国内はもとより、イギリス、フランス、アメリカからも申し込みがあったそうです。書類審査をへて、面接にたどりついた人はその一部ということになります。いい方にめぐり合えるといいなぁと願うばかりです。
それにしても、一日7人とか、8人とかの面接をするのは結構疲れます。以前聞いたことがあるのですが、オーディションには、7番目の椅子に座った人が選ばれる確率が高いという謂れがあると聞いたことがあります。理由は簡単で、10人いると、前半は「まだまだここで決めるわけにはいかない」となるのですが、後半に入ると審査する側も疲れてきて、また最初の3人くらいの記憶はうすくなり、まぁこの辺がいいかと思うのは7番目だという話です。だから、例えば、顔がそんなに可愛くなくても、偶然7番目の椅子に座った女の子はAKBでもSKEでも入れるというわけです。
面接する相手によっては、もっと話を聞きたいと思う人もいれば、最初のそれこそ1分で「これは違うな」と思うこともあり、それでも、同じ時間、いろいろ質問をしたり話を聞いたりしなくてはいけないのが・・・大変です。

さて、園庭のデザインにもとりかかっています。日本のサニーサイドのようなスペースはありませんが、天然素材にこだわった園庭を専門家の方のアドバイスを受けながら考えています。blog-imgまた、オフサイトキャンパスとして、車で15分ほどいった場所に、ファームを作ることにしています。その造成も明日から始まります。ファームは、完全有機栽培の野菜畑や、羊、ヤギ、ロバ、うさぎ、などなどの動物、ニワトリも100羽程度を放し飼いする予定です。blog-img日本からくる子ども達もきっと喜んでくれるだろうと、多くの方々が協力してくださいます。
面接を明日で終えて、金曜日は農場の用具やトラクターの買い出しに隣町まで行ってきます。

2015/07/29

ゴールドコースト

皆さんは夏休みいかがお過ごしでしょうか?私はニュージーランド校の開校準備の為に、オーストラリア経由でオークランドに向かっています。
なぜオーストラリア経由なのかというと、ひとつには日本からのニュージーランド直行便は、ニュージーランド航空しか飛んでおらず、夏休みに入り直行便は一気に予約が取れなくなってしまったということ(予約しようとしたのが間際だったので)、もうひとつは、うちのニュージーランド校のプロジェクトを一緒に手がけているビジネスパートナーの所有するチャイルドケア施設が2件、ゴールドコーストにあるからです。

いずれまた詳しくお話しすることになると思いますが、この親子留学推進プロジェクトの実施先は、ですので、ニュージーランドと、オーストラリアのゴールドコーストの2本立てで進められることになります。
ゴールドコーストは、僕ももうかれこれ30年前に一度来たきりで、殆ど初めてのようなものですが、ニュージーランドのフィティアンガと比較するとずいぶん都会というか、大きな街です。気候は冬でも割に暖かく、天気が良い日は、この時期でもジャケットは必要無いくらいです。フィティアンガも雪が降るような寒さではありませんが、そもそも緯度的に違いますので、やはり肌寒く、お天気もあまり安定しない感じですので、天候に関して言えば、日本の夏休みはゴールドコーストは良いかも知れませんね。

ニュージーランドであれば、やはり日本が寒い時期に来るのが一番おすすめです。行き先にどちらを選ぶかは、本当にいく人次第だと思います。選べるのは良いことです。
私たちは、とにかく行き先がどちらであれ、ちゃんと質の保証された教育機会と住環境をお世話するつもりでいます。フィティアンガ校の隣に語学学校があることはすでに紹介済みですが、ゴールドコーストも、ご兄弟やご両親がこの機会に合わせて英語を学びたいという希望がある場合、セットでご紹介出来るよう、Brownsというこちらでは”1st Class Language School”という触れ込みで有名な学校と今打ち合わせを始めています。Brownsは私のような訪問者を含め、建物に入ったら、英語以外の言葉は使用厳禁、話しているところを見つかるとイエローカードが出されて、それが2回でレッドカード、退学になるという、なかなか厳しい学校ですが、特に中高生や大学生などにはそれくらいしないと日本人は海外でもすぐに集まって日本語を使いますのでいけませんね。

宿泊先については、ニュージーランドもオーストラリアもホームステイもアレンジ可能ですが、家族でゆっくりしたいというのであれば、どちらの街もリゾート地ですので、家具やキッチンのついたコンドミニアムが多くあります。外食は高くつきますし、あまり子ども達が食べるものもないかも知れないので、自炊生活が個人的には良いかと思います。これらについても、現在ウェブサイトを作成中ですので、そちらでご案内してまいります。

それにしても、今回は、結構色々な人に「ニュージーランド校の開設準備で出かけてきます」と言ったせいか、また幼稚園も夏休みに入ったせいか、電話やメールの数がぐんと少なくなって、携帯のバッテリーが随分長持ちします。つい先週まではとにかく携帯のバッテリーが一日持たないので、いつも充電のことばかり気にしていて、この電話ももはや一年足らずで使えなくなってきているかと思っていましたが、減りが早いのはそれだけ使っているからだということが判明しました・・・

サニーサイドも夏休みに入り、Facebookも毎日更新ではなくなるかと思いますので、NZ校オープンに向けた色々な動きを何度かご報告しようと考えています。
以下、ゴールドコースト関連の写真を3枚ほど。blog-imgオーストラリアと言えばコアラですが、今や、コアラを抱っこして写真が撮れるのはゴールドコーストのあるクィーンズランド州だけだそうです。ぬいぐるみみたいでした。blog-img街で一番高いタワーの展望台に連れて行ってもらいました。刺激を求めている人には更に屋外のてっぺんをハーネスをつけて歩くというクレイジーなアトラクションがあるそうですblog-imgゴールドコーストの幼稚園の写真もいずれ用意しますが、とりあえず砂場の写真を。スタイルがあちらっぽくてかわいいですよね。

2015/07/25

とんだ夏祭りになってしまいました

言い訳はしません、すべては主催者である私の責任です・・・皆さんにはとんだ思いをさせてしまい、本当に申し訳ありませんでした。
もう金曜日に順延を決めてからというもの、完全に油断していました。この園に勤めてもう15年以上経ちますが、こんな経験は初めてです。
おまけにうちは芝生方面の放送設備が整っておらず、連絡も十分に伝わっていなかったようで、ただただお詫びするばかりです。突然の雨で、思わず傘を持ちだしたら、職員に「園長先生、ここは、傘は無しで濡れていた方が・・・」と言われ、うん、それもそうやね、みなさんずぶ濡れなのに園長の自分が悠長に傘をさしている場合ではないなと・・・、普通にシャワーを浴びたような感じでしたね。
 皆さんがお帰りになった後、雨は上がりましたが、電源ケーブルの抜かれた状態のやぐらと提灯がさみしく取り残されていました。
せっかくでしたので、職員に声をかけ、残っていた役員さんのお子さんたちと一緒に盆踊りをしました。花火も、台にとりつけた状態で、どうしようかと今思い悩んでいます。
1学期最後の行事、予想外の幕切れにまだ気持ちの整理がつきませんが、改めてこういう場合の行事運営の難しさを感じています。今回は実にセンスのない判断をしてしまいました。
それにもかかわらず、朝から最後まで奔走して下さった役員のみなさま、そしてご家族のみなさま、本当にありがとうございました。また、危険を顧みず、時間に集ってくださった保護者の皆様、更には「先生たちが悪いのではない」とわざわざお声掛けいただいた方々、誠にありがとうございました。
こんなしまらない形で夏休みを迎えることとなりましたが、どうか、子ども達にとって思い出深い日々となりますよう、お祈りしております。私は夏休みを利用し、ニュージー校の開校準備に行ってきます。またあちらから色々ご報告いたします。
本日は誠にありがとうございました。

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2015/07/19

1学期が終わりました

本当は今日夏祭りを予定していたのが、去年に引き続き今年も雨で明日に順延となってしまいました。子ども達はさぞかし楽しみにしていただろうに、かわいそうなことをしました。
夕方からは雨が上がるという予報もありましたので、迷わなかったわけでもないのですが、途中で降ってきたり、足元がベタベタになるのはせっかくゆかたをお召しいただいても最悪というものです。日曜日は逆に晴れの確率が高いということですので、安全な方を選ばせていただきました。
この所、いろいろな予定で時間に追われてばかりで、週末も含め、落ち着いていられる時間が殆どありませんでしたが、こうして予定がキャンセルになると、ぽっかりと時間が空いてきます。雨模様のお天気のお休みは、色々なことに思いを巡らせるのに良いですね。

さて、1学期が終わりました。あっという間に終わってしまいました。今年度よりミントを新しいPYPコーディネーターに配属し、新体制でのぞみましたが、教室を見て回る限り、どの学年もそれぞれに子ども達の学びの様子が多く見られたと思います。
年長はSharing the planetというユニットテーマにおいて、生き物について探求していましたが、それもあって、教室の中にも外にも、虫やらカエルやらをとってきておいてあって、しまいには、先生たちもそれぞれに、ウサギやらハムスターやらを教室に連れてくるものですから、にわかに動物パラダイスのようになっていました。
探究心が深まると当然、「生き物は何を食べるか」という話になるので、水槽に入れたカエルのために、わざわざ生きたバッタを捕まえてきたり、ハエはカエルの好物だと気付いてハエを探し回ったり、この間、子ども達の頭の中は生き物のことでいっぱいだったようです。
おかしかったのは、カエルが死んだ時にお墓を作ろうという話を子ども達が言い出して、果たしてそれをどうするのか、担任の田立先生もあえて子どもに任せようと見ていたらしいのですが(IB教育は子供主体ですので!)、子ども同士で散々話し合った挙句、土に埋めると踏まれてかわいそうだから、水槽に土を入れて埋め、それを廊下の棚の上に置いておこう!、となったらしいのです。
それで、田立先生としてはもちろん「うーん・・・」と思ったものの、ここは子ども達の思いを尊重し、そのままそうさせたという話を聞いたので、先日、「で、あの水槽のお墓まだあるの?」と聞いたら、「それが、さすがに悪臭がひどくて、子ども達も”先生、これは良くないね”と耐えきれなくなって土に埋めました」とのことでした。
なかなか頼もしい話です。職員も、全員が生き物好きではないのでしょうが、それでも子供と一緒に探求をするということで、森浦先生は、マイうさぎを買いに名古屋のお店まで出かけて行きました。「スーちゃん」という名前にしたそうですが、柵の上には子どもが書いたと思われる「約束事」があったりして、ここにも子どもの主体性が生かされているなと嬉しく思いました。それにしてもスーちゃんは、まさか、飼い主の家から幼稚園の教室に毎日通勤することになるとは思わなかったでしょうね。
先日行った保護者懇談会では、これら「子供主体の学び」について、色々なコメントが聞かれたようで、職員も喜んでいました。去年まではせっかく色々自分たちが意識して保育をしても、教育内容そのものに対しては殆どコメントがなかったからです。
少しずつ、少しずつではありますが、今、在園している園児さんの保護者の皆様に、この子ども主体の学びの素晴らしさ、可能性について理解していただけるようになったのかも知れません。
まだ公式にはお伝えしておりませんでしたが、先日IBのシンガポールオフィスより連絡があり、本校の正式な認定手続きの為の確認訪問を11月30日、12月1日の2日間で行うと通知がありました。うちを指導して下さっていたコンサルタントの先生から推薦のコメントが届いたことによるものです。
もちろん、認定校への道も、あくまで通過点に過ぎず、ゴールではありません。常に変わり続ける、より良いものを目指して進化し続けるのが私たちの教育理念でもあります。とは言え、ひとつの目安としては、職員全員で目指してきたマイルストーンですので、2学期は更に集中していきたいと思います。
 それでは、また明日、浴衣を着た可愛い子供たちに会えるのを楽しみにしています!

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2015/07/18

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