テロリストはどう育つのか

2015/11/15

雨降りは最悪でしたが、のびっこ祭りが無事に終わり、ほっとした気持ちでいたら、いきなり「パリで同時多発テロ」のニュース。
岐阜市も加納高校や城北高校、ついでに市長の一団もパリに行っているということですが、怖いですよねぇ。しばらくは、どこへ行っても公共施設はクローズでしょうし、人が集まるイベントはすべて中止。観光客も旅行を取りやめるでしょうし、そんな時、幼稚園なんかはどうしているんだろうとついつい考えてしまいます。
僕なんかは良く空港を利用するので、「保安検査」を毎回受けますが、内心は「俺のどこがテロリストだというんだ」と腹を立てていますが、こういう事がやはりあるので検査はきちんとやってもらわないと、あちこちで飛行機も自爆テロの標的になってしまいますね。
しかしどうしてテロリストと言われる人たちは、こういう事が出来るのだろうと、自分で爆弾抱えて命を立つ本人もそうだし、何の罪もない一般人を殺して、しかも幼い子ども達まで手をかける・・・普通のメンタリティーでは考えられません。
「目には目を・・・」といいますが、やっつけようとイスラム国を空爆すると、こうして報復テロが起きる・・・結局は武力で武力を押さえ込もうという論理は成り立たないのではないかとも思ってしまいます。
バカロレアの教育理念にはMaking the better world through education(教育を通してより良い世界に」というフレーズがあります。World Peace、世界平和に貢献するというのもあります。
まともな教育を受けた子ども達が、internationalmindednessを備えたまともな大人になり、世界中にまともな教育が更に広がれば、いつの日にか、紛争を「話し合いで解決」出来る時代もくるかも知れません。そういう意味では、我々教育関係者も「元気な子どもを育てます」「明るく太陽のような心をもった子どもの育成を目指しています」なんていうのはもうやめにして、もっと真剣に「教育を通して世界平和に貢献できる人材の育成」を考えなくてはいけません。
フェイスブックのプロフィール写真にフランス国旗を重ねたり、東京タワーがトリコロール色になったり・・・同情をアピールすることでフランス国民は勇気づけられるのかも知れませんが、せいぜいそれくらいしか出来ることはないのか・・・一説にはそうやってやればやるほど相手はムキになって攻撃してくるという話もあります。
同情心をアピールしたら世の中は変わるのか・・・このテロというのはあまりに理不尽で、なんともモヤモヤした気持ちの日曜日です。
アピールといえば、今スターバックスにいますが、いつもと違う雰囲気が・・・そう、店員さんがクリスマスバージョンの赤いシャツになっているのです。ついでにカップも赤色・・・まだ11月なのに・・・どんだけクリスマス楽しみなの!って。
そりゃ楽しみにしている子どもやカップルもいるんでしょうけど、少なくとも今日の僕はそういう気分ではない!クリスマスを楽しみにしている人用のお店と、特に楽しみではない人用の店舗と2種類作った方がいいのではないかと思います。

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