サン・テンポラリーさんへ感謝の会
2021/03/17岐阜市長良にある人材派遣会社、サン・テンポラリーの後藤社長は、私の小学校時代からの幼なじみです。この歳になって付き合いが続いている友人はそれほど数多くいるものではありませんが、お互い、組織を預かる立場として時に悩みを打ち明け合い、支え合ってきました。
私はかねがね、人材派遣会社の社長という彼の仕事は自分には到底出来ないと話していました。私の目には、彼の仕事は8割が派遣社員が派遣先でトラブルをおこしたその謝罪回りか、派遣社員から労働条件や、仕事内容の不満などをぶつけられて、またそこでも謝ったりしている、本当にそんな感じだと思っていました。(あながち間違いでもないと思います)
そんな彼もリーマンショック、コロナ、さまざまな苦境を乗り越えて多くの社員をかかえる立派な経営者となり、先日、「自分たちが事業活動で得た利益をサニーサイドの子ども達につかってほしい」と寄付の申し出をいただきました。
サニーサイドもまだまだ道半ばで色々大変なところを、こうして支えてもらえること、更には、彼がここにくる道のりが決して平坦なものではなかったことを知っている身としては、どうにか、後藤社長と奥さん、社員の皆さんに感謝の気持ちを示したいと思い、今日、園にお招きしました。
子ども達の教室をみて回っていただいたり、小学部の生徒達の学習発表をみていただいたりして、更には、先生達と子ども達の協力のもと、感謝の会のセレモニーにも参加してもらいました。感謝の会では、年長さんが素敵な歌を披露してくれ、みなさんとても感動したと言ってくださいました。
自分たちの日々の仕事がこういう形で報われるのは、お金では決して買えない経験だと言っていました。私はお金をいただいた立場でえらそうにはいえませんが、企業人としてはすばらしいお金の使い方だと思いました。と同時に、子ども達に囲まれて嬉しそうにしている友人の姿をみて、また彼のここまでの道のりを思い返し、胸が熱くなる思いでした。
後藤君に限らず、サニーサイドは本当に多くの人に支えていただき、またサニーサイドの生徒達も多くの方に感動を与えています。あらためて、サニーサイドのみんなを誇りに感じた素敵な一日でした。