危険な暑さ。終戦の日

2020/08/15

この所数日、ニュースで「危険な暑さ」という言葉を聞くようになりました。夜になっても気温が25度を下回らない場合に使う「熱帯夜」というのは良く聞きましたが、「危険な暑さ」という表現は馴染みがありません。
「熱中症」というのも私の感覚では比較的最近聞かれるようになった言葉だと思います。

先日の大雨災害もそうですが、ただ単に「最近は暑くなった」「今年は雨が多い」などと言っていて本当にいいのかなと、地球温暖化というのは、もう誰の目にも明らかな事実、人間が自らの利便性のために地球が維持していた生態環境を壊してきたのだと、そういう認識を恐らく、私を含む世の中の多くの人が感じているのだと思います。

レジ袋を有料化するとか、エアコンの温度を27度に設定しましょうとか、そんなことで本当に救われることなのか、現にアメリカの大統領は「地球温暖化など信じない」というのですから、この先の環境維持には悲観的にならざるを得ません。
自分の人生など、この先そう長いわけでもないと思っていますが、幼い子ども達が生きていくこの先の世の中を考えると非常にやるせない気持ちになります。

そして今日は終戦の日ということですが、それも実はまだたった75年前の話なんですね。
IBは、昨年、機構設立50周年を迎えました。
IBの設立には、第二次世界大戦を経て、多くの命や、文化、命の尊厳が失われたことを反省し、教育の力を通してそのような過ちを二度と繰り返すことのないよう、「それぞれの人にそれぞれの正義がある」ことを理解し、協調できる若者の育成を目指した先生方がかかわれたと聞いています。

受験を頑張って、良い学校に進学し、良い企業に就職することのための教育ではありません。学校教育はもっと意義あるものでないといけないと思っています。

今となっては、サニーサイドで学んだ生徒の中から、本当に世の中をより良いものに変えてくれる、そういう人材が育つ事をひそかに願っています。

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